札幌市でこんな症状でお困りではありませんか?
寝起きの腰の痛み、椅子から立ち上がるときに痛みが強くなる方へ
前回に引き続き、腰痛の種類のお話です。
一般的にはイメージしにくいものですが、これは、腰や股関節周りの筋肉が緩みすぎて、骨格を支えるサポート力が落ちることで発生する腰痛の事です。
当院では「ゆるみ腰」と言っています。
[特徴]
この腰痛には大きな特徴があります。
朝起きた時が一番つらく、動いているうちに痛みが消えるということです。
座っている時間が長い方がこの痛みになりがちです。
「ぎっくり腰」はこの分類にあたります。
ただし、重度のぎっくり腰の場合は、ゆるみ腰の状態だけではありません。
弛緩性の腰痛は、腰回りの筋肉が緩んでいるので、筋肉に緊張を入れていく施術を行います。
そうすると腰回りのサポート力が増し、腰が安定し痛みが消えていきます。
腹筋をすると腰痛が楽になる方はこの分類に当てはまります。
セルフケアで当院独自の腹筋方法をレクチャーしています。ぎっくり腰を何度も繰り返ししている方はこの腹筋方法で再発防止になります。
ゆるみ腰の場合は腹筋が効果的ですが、緊張性の腰痛の場合では逆効果になるケースもありますので注意が必要です。
緊張性の腰痛と弛緩性の腰痛では全く逆の施術を行います。
原因によって対処方法が全く異なりますので、「腰痛」でひとくくりにしてしまうと腰痛が改善しないのです。
人によっては両方の種類の腰痛の方がいらっしゃいます。
この場合は、筋肉の緊張と緩みの両方をバランス取りながら施術を行い改善していきます。
次回は「腰以外に原因がある」腰痛についてです。