自宅で出来る簡単なストレッチをお伝えします。
今回は股関節を柔らかくして、股関節の可動域を広げて動きやすくする方法です。
股関節周りを柔らかくする事で腰痛や膝痛などのセルフケアにもなります。
股関節は胴体と脚をつなぐ関節です。
股関節は骨盤にはまっている球関節なので、色々な方向に動かせられる自由度の高い関節になります。
股関節の周りの筋肉が硬くなると、この自由度が奪われて可動域が狭くなり、動きにくくなり、痛みや違和感が出てきます。
デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていると筋肉が固まり、股関節周りの筋肉が硬くなってしまいます。
歩くことが少ない、運動や体操をしないなど、日頃から関節を動かしていないと股関節の動かせる範囲が狭くなってしまいます。
股関節が硬くなった状態でいると段々と股関節の可動域が狭くなり、今まで使えていた範囲の動きが出来なくなってしまいます。
股関節が硬くならないようにケアをしていると年令に関係なく筋肉は柔らかくなり、可動域が広がり、身体が楽な状態で生活が出来るようになりますし、腰痛や膝痛の予防にもなります。
それでは、股関節の筋肉を緩める簡単なストレッチをご紹介します。
※痛みがある場合は痛くない範囲で行って下さい
1:仰向けになり、脚を肩幅に広げます。
2: 右手で右のそけい部、左手で左のそけい部を手のひらで触れます。
3:2の状態でかかとを支点にして、つま先を内側と外側へ交互に15秒ゆっくりとゆらします。
4:次は手をそけい部に触れたまま、かかとをお尻に引き寄せて足の裏を合わせます。
5:4の状態で両膝を寄せたり、広げたりをして、15秒ゆっくりと脚をパタパタします。
(これを行うことで股関節や腰に痛みが出る場合はすぐにやめて下さい。)
このストレッチで股関節の筋肉が緩み身体がすっと軽くなります。
一日一回はストレッチをすることで、ゆっくりと股関節の可動域が広がっていきます。
股関節の硬さでお悩みの方はお試し下さい。