今月に入って新型コロナウイルス オミクロン株の感染者数が増えていますが、感染しないように感染対策を徹底することが、とても重要です。
免疫力が下がると感染のリスクも高くなるので、感染対策に合わせて、自分で免疫力を高めておくことも必要と思います。
そこで、今回は身体を温かくして、少しでも免疫力を高めるお話です。
「冷えは万病のもと」と昔から言われるように、身体が冷えていると血行不良になり筋肉の状態が悪くなって肩こりや腰痛などの身体の痛みの原因や自律神経が乱れて便秘、不眠などのさまざまな不調の原因となるだけでなく、免疫力を低下させる大きな原因の1つになると考えられています。
体温が上がると血液の流れが良くなります。
血液は、私達の身体の細胞に栄養や酸素を送り届け、老廃物を持ち帰る働きをしています。
その血液の中には、ウイルスや細菌を攻撃する役目の白血球が存在していて、血液の流れに乗って身体中を巡ってパトロールしています。
つまり、身体が冷えると血液の流れが悪くなり、細胞にしっかりとした栄養や酸素が届かず、老廃物が溜まっていきます。そして、白血球も身体の隅々までパトロールが出来ず、ウイルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます。
体温が1度下がると白血球の働きが30%以上も下がると言われており、逆に体温を1度上げると免疫力は5倍程度上がると言われています。
次回は体温を上げる方法をお話します。