もう少しで3月ですが、今週も大雪が降り、札幌はまだ春まで遠い予感がしています。
今月のコラムは前回の続きで、体温を上げて免疫力をアップする話ですが、今回は体温を上げる方法をお話します。
筋肉量が少ないと基礎代謝が低くなってしまいます。筋肉は血流を全身に行き渡らせるポンプの役目をしているので、筋肉量が増えることで血流が良くなり、体温が上がって基礎代謝が高くなります。
そこで、適度な運動を毎日無理なく続けることが大切です。
例えば、ウォーキング、水泳、スクワット、ジャンプ、ストレッチなどの運動を一つだけではなく複数取り入れて行うことがオススメです。
40度のお湯に10分程度つかることで、体温が1度上がると言われています。
湯船につかると血液やリンパの流れが良くなり、全身に巡ることで老廃物を排出し、内臓の働きの活性化になります。
入浴することで、心身のリラックスにもつながり、疲労の回復や睡眠の質の改善にもなります。
毎日3食しっかり食べることで代謝が活性化され体温が上がります。
朝食を抜いてしまいがちですが、少しでもいいので食べるようにしましょう。
また、食材の中でも体温を上げる食材、下げる食材がありますので、体温を下げてしまう食材は避けて、体温を上げる食材を多く食べるように意識しましょう。
にんにくやしょうが、発酵食品(納豆 キムチ 味噌 醤油 漬物 ヨーグルト チーズ)
きゅうりやナス、トマト、色が白や緑の水分の多い野菜
寝ているときにコップ1杯程度の汗をかくため、起床時は身体が軽い脱水状態になっています。
なので、寝起きに体温より少し高めの白湯をコップ1杯ゆっくりと飲みましょう。
白湯を飲むことで内臓が温まり働きがよくなります。
普段もなるべく冷たい飲み物を避けると体温が下がりにくくなります。
これらを行うことで、体温が上がり免疫力がアップします。
それだけではなく、体の調子もよくなり、肩こりや腰痛、ダイエットなどにもいい影響があります。
身体を冷やさない、体温を上げるように意識して生活をしましょう。