今年の札幌は雪解けも早くて、いつもより温かい3月だったように感じます。
そろそろ花粉症の時期がやってきます。
花粉症でお困りの方は、過去のコラムで花粉症の症状を軽減する対策法を書いていますので参考にしてみてください。
それでは、今回のコラムは前回の続きで四十肩・五十肩の症状で一番つらい時期、下降期のお話です。
下降期
前回コラムの四十肩(五十肩)の初期で改善せずに、下降期に入るとかなりつらい状態になっていきます。
このときの状態を一般的に四十肩(五十肩)と言われます。
そして、段階を踏んでどんどん状態が悪くなっていきます。その段階は下記のように進みます。
1段階 初期の時期には、ちょっとしたタイミングで違和感や痛みを感じていたものが、いろいろな動作で痛みが出るようになります。
2段階 腕の可動域が狭くなっていき、痛みの出るタイミングが早くなり痛みが強くなります。
3段階 肩にロックがかかって腕が動かせなくなります。このときには動かすと大きな痛みが出るようになります。
4段階 黙っていても痛みがあり、寝ると肩が痛くて眠れなくなります。
このようにどんどん状態が悪くなっていく特徴があり、4段階の状態まで行ってしまうとかなり辛くて、日常生活するにも大変です。
この時期は施術をしてもどんどん状態が下がっていくので、下降期を早く止めて停滞期に入るように施術していきます。
この時期にとても重要なのは、肩周囲に炎症が起きていますので、日常生活で大きな痛みを出さない事と身体に負担を掛けないことです。
負担を掛けて大きな痛みを出すと悪くなっていきます。
そして、セルフケアをこまめに行うことが悪化させない秘訣であり、早く改善します。
次回は、早く抜け出したい停滞期のお話をします。