季節は秋に変わり、朝晩が寒くなる日が出てきましたが、手や足が冷たくなっていませんか?それはもしかしたら足首の硬さが悪さをしているかも。
今月のコラムは、前回の続き足首の硬さについてです。足首の硬さが身体にどんな影響を及ぼすのかをお話します。
アキレス腱や足裏で衝撃を受け止めることが出来なくなり、その力を膝や股関節、腰でカバーすることになります。
そのため下半身の負担が増えるので、脚や腰に疲れが溜まりやすくなります。
この状態でいると膝痛や股関節痛、腰痛にも影響します。
足首の動きはふくらはぎの筋肉にも関わりがあり、足首が硬いとふくらはぎの動きも悪くなります。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、ふくらはぎの筋肉が伸び縮みすることで、身体全体に血液を送るポンプの役目をしています。
ふくらはぎが動かないと血流が悪くなるので、むくみや冷え、身体の代謝の低下にも影響します。
足首の柔軟性があると、多少の負荷がかかってもクッションのように衝撃を吸収しますが、
足首が硬いとそのクッションが上手く機能せずに、体勢を崩したときに捻挫をしたり、転倒の可能性が高くなってしまいます。
足首が硬い方は、上手く足を使えていないので、外反母趾や扁平足、巻き爪になりやすいです。
足首が硬いと色々なところに悪さももたらすので、足首の柔軟性はとても重要なのです。
次回は、なぜ足首が硬くなるのか!をお話します。