明日から12月になり、今年も残すところ1か月となりました。
今年痛めた症状は、今年のうちに改善して来年痛みなく過ごせられるようにしましょう。
今回のコラムは前回の続きで、成長痛・オスグッドの話になります。
一生懸命取り組んできたスポーツを成長痛・オスグッドが原因で、「辞めて後悔」したり、
「実力を出すことが出来なくて後悔」はしたくないですよね。
こんなことであきらめていませんか?
「成長期だから痛みとうまく付き合っていくしかない」
「痛みが無くなるまで絶対安静にしないとならない」
このようなことで、小さいころから頑張ってきたことを台無しにしたくないですよね?
当院ではその心配はいりません。
スポーツを休んでしまうと筋肉が落ち、動き出すと筋肉に負担がかかり痛みが出てしまうので、当院では筋肉を維持しながら膝を作り変えていきます。
一般的には、痛みがなくなるまで絶対安静にして治療をしますが、運動を始めるとまた痛くなることはよくあります。
これは、痛みの原因を取り除いていないから、再度痛みが出てくるのです。
なので、痛みの原因を取り、脚周りのバランスを整えて、いい状態に作り変えることが必要になります。
そのために運動をしながら改善を目指していきます。
しかし、痛みの出る動きは禁止です!
痛くない範囲で動いてもらい、動ける範囲を少しずつ広げていきます。
また、膝の状態の重症度が「重度」の場合、短期間安静にしてもらうことがあります。
目安としては下記のとおりになります。
〇軽度 ある一定の動きをすると痛い(例えばジャンプをすると痛みが出る)
〇中度 動くと痛い(例えば歩く、走るなどで痛みが必ず出る)
〇重度 黙っていても痛い
この状態を確認し、重症度に合わせた運動を取り入れて施術していきます。
施術を重ねていく中で、重症度を重度から中度へ、中度から軽度へと重症度を下げていき改善へ導いていきます。
改善のゴール手前では、運動の出力をどんどん上げていき、6割、7割・・・10割へと持っていきます。
そうすることで、痛みなくスポーツが出来るようになり、パフォーマンスも上げてスポーツを精一杯楽しみながら出来るようになります。