北海道の6月は野球をやるのには良い季節なのですが、今年の暑さは異常で真夏のように熱中症に気を付けながらプレーしなくてはなりません。
今回のコラムは、野球肩の痛みに悩んでいて、もう治らないとあきらめていた方の症例紹介です。
野球肩の痛みに悩んでいる方、痛みを無くして思いっきり野球を楽しみたいと思っている方は是非読んでみてください。
24才男性の方の症例です。
高校1年生の秋にピッチャーをやっていて肩に痛みが走り、病院に行くと関節唇損傷の診断を受けて、数か月安静にしたものの、野球を始めると肩に痛みがあり、ボールを投げられる状態ではないため、高校1年の冬に野球部を退部して引退しました。
大学1年の時に草野球を始めるが、肩の状態は変わらず痛く、肩に痛みが出ないようにプレーをしていましたが、痛みなくボールを投げられるようになりたいという思いで、大学3年の秋に当院へ来院されました。
痛みの動作:トップからリリースへ移行時に痛みが出る
痛みの場所:肩の後ろ側
ストレッチ:痛みあり
シャドーピッチング:負荷なし 痛みなし
負荷あり TOPとリリースで痛みあり
キャッチボール:30m弱の距離を6割の力で痛みが出る
このような状態の野球肩(関節唇損傷)がどのように、どこまで改善していくのか?
次回のコラムは、施術をスタートして改善の経過お伝えします。